2018年平昌オリンピック冬季競技大会
4年に一度のスポーツの祭典、
2018年平昌オリンピック冬季競技大会が2018年2月9日から開催されます。
今回のオリンピックでは、スキージャンプの葛西紀明選手をはじめ、
北海道出身のアスリートが多く出場します。
北海道出身の選手ならび全選手の活躍を応援いたします。
さて、オリンピックにおいてお馴染みの物と言えば、
オリンピックシンボル(五輪マーク)があります。
シンボルに使用されている五つの色(青・黄・黒・緑・赤)を見たとき、
「色の三原色」と「光の三原色」を連想します。
色の三原色とは
色の三原色とはC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)です。
カラー印刷では上記3色のインキ+K(ブラック)の4色のインキで色を表現しています。
各色の頭文字を取って、「CMYKカラー」と呼びます。
色の三原色は、混ぜ合わせることにより、明度を下げて色を表現していくため、
減法混色と言います。
光の三原色とは
光の三原色とはR(赤)G(緑)B(青)です。
テレビやパソコンのディスプレイで使用されている色で、
上記3色の光を重ねて色を表現しています。
各色の頭文字を取って、「RGBカラー」と呼びます。
光の三原色は混ぜ合わせることにより、明度を上げて色を表現していくため、
加法混色と言います。
よりイメージに近い仕上がりのために
「色の三原色」と「光の三原色」では、色の表現出来る範囲に差があり、
パソコンのディスプレイなどで確認した色と、
実際に印刷された色を比較した場合に、
仕上がりの雰囲気に若干の違いが出てきます。
一般的に「RGB カラー」を「CMYK カラー」に変換すると、
全体的に色味が落ち着いた感じになります。
色を表現する方法の差による違いを確認するために、
本刷り前に「色校正」をお勧めいたいたします。
色校正ではプリンターによる「簡易校正」と、
実際の印刷機で確認する「本機校正」があります。
この違いについては次回にご説明させていただきますが、「すぐに聞きたい」と言う場合は
どうぞお気軽にお問い合わせください。