「名 刺」いつからあったの?(その3)
2017/06/26
日本編
こんにちは
いつもご覧になっていただいている皆さま、ありがとうございます。
今回は「日本の名刺」について紹介します。
日本では
名刺が使われるようになったのは「江戸時代」からで、
和紙に墨で名前だけを手書きしたものを、
訪問先が不在の時に、訪問したことを知らせるために
使われていたようです。
現在に近い名刺を使うようになったのは幕末の頃(開国)からで、
自分の名前の上に家紋が入り、役人たちが訪日する外国人と
接するために使うようになりました。
さらに明治時代以降はもっと盛んになり、
日本の社交界でも必需品となりました。
また、花街では「花名刺」という、
「舞妓さんが持っている名刺」もあります。
花街の名前と舞妓さんの名前が書いてあり、
大切なお客様だけに渡す名刺で、
通常の名刺より小さく長細い形をしています。
この花名刺はお財布に貼ると、
「お金が舞い込む(舞妓む)」と言われており、
とても縁起の良いものとして人気があるようです。
名刺の起源を中国、ヨーロッパ、日本と3回に渡り紹介してきましたが、
皆さまはご存じでしたでしょうか?
もちろん名刺のマナーも重要ですが、起源を知っておくのも面白いですよね。
楡印刷㈱では「お客様の想いをカタチにするお手伝い」をしております。
名刺等をお考えの際は、お気軽にご相談ください。
名刺サンプル