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稲盛塾長が語った「盛和塾に思う事」

2010/12/19

稲盛塾長が、
盛和塾忘年塾長例会で、塾長講話「日本航空の現状と課題」に続き、もう1つお話しされました。
その2つ目の内容は「盛和塾に思う事」でした。
その内容についても書こうと思います。
経営哲学は、どんな人にとっても身近なものです。
特別なノウハウを知っていれば良いのではなく、
人として正しい事を行い、
利他の心で自分の持っている才能を人のために使えば良いのです。
ど真剣に生きて、ど真剣に働けば、結果を問う必要は無い、必ず報われる。
(「ど真剣に生きる」稲盛和夫著、2010年月、NHK出版)
日本の企業の99パーセントは中小企業です。この会社が活力を取り戻さなければ、日本は活力を取り戻せない。
現状は日本の秩序の中で活力を失っている。
戦後の日本は焼け野原の中から、不死鳥のごとく甦り、経済大国になった。現在、その時の強い意志が無いから日本経済は低迷している。
現在の日本は官僚大国・大企業先導で中小企業には不利な状態であるが、敗戦から大企業が現れた事を思い返してほしい。それに比べると、まだ気力と努力が足りない。
大企業は官僚的で成功に酔っているだけである。それに代わって中小企業が頑張ってほしい、今は不況の時代ではなく、絶好のチャンスの時代である。
盛和塾で年間20回は塾生徒対話しているが、それはこの塾にそれだけ値打ちがあると思うからである。
中小企業の発展が日本の発展に必要だから、盛和塾には大変な意義がある。
自分が塾生に厳しく接するのは「小善は大悪に似たり」の考えからである。
優しくしても好かれるが、その人の成長にプラスにならない、これが小さな善で大きな悪に似ている。
厳しくすると、嫌われるかもしれないが、その人の成長にはプラスになる、それが大きな善。
よく2代目社長が、会社に入って何もできないのに、重役になってチヤホヤされる。
そんな光景をよく見るが、そういう塾生には本当に厳しい事を言うようにしているが、それが大善だと思ってやっている。
今までの日本の経営学には実践の場が無い。
創業者や先代社長も、学ぶ場は無く、手探りでやっていたと思う。大変だったと思う。
そういう中で、自分が実践で培った考えや哲学を伝える盛和塾は、本当に社会的価値が高い。
今思い返しても、塾生に伝えている「人間として正しいと思う事を判断基準にする」という事は、本当に正しかったのだと「しみじみ」思う。純粋な精神で判断してほしい。
塾生と経営問答をしていると、本当に熱い時間が流れる。
以上のような話でした。
塾長の話で救われた経営者は数えきれないと思います。そういう体験発表が多数されています。
当然、私も救われた中の1人です。
この素晴らしい経営哲学を、悩んでいる経営者に、1人でも多く知って欲しいと思います。
必ず会社のため、そして日本のためになると信じています。
ご興味がある方は、ご連絡ください。

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