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「業績を上げる普遍の方法」

2012/05/26

「業績を上げる方法」盛和塾方式
5月21日盛和塾札幌自主勉強会が開催されました。
「盛和塾は仲良しクラブではない。業績が上がるのが大切」
ではそのために何をするのか?
まず人生は心の描いた通りになる、心で描いた事が人生になる。
(これは宇宙の真理です。なので善き事を思う。因果の法則はある)
あなた方の今の会社は、あなたの思った通りの会社になっているはずです。
では、
「フィロソフィを勉強しているのに、会社の業績が上がらないのは、どういう理由か?」
それは
「知っているだけで、それが血肉化していないからである」
「頭で思うのではなく、心で思う」
強烈な願望=心の中まで沁み込んだもの=潜在意識にまで到徹するほどの強い思い=信念にまで到徹したもの=徹底的に信じているもの
という事です。
信じてまでいなければ、使えない。
例)禅宗の僧侶
禅宗をやっている人が全て偉いわけではない。
それは僧侶が知識でしか知らないからである。
だから、やっている事と、言っている事が違うのである。
本来、人格が変わっていなければならないはずなのに、心に沁み込んでいないから、人格が変わっていない。
心に沁み込めば、人格が変わるはず。
人間は低次元の自我を持っている。それは「貪欲」「不平不満」「愚痴」「妬み」等である。
訓練しなければ、この本能で考えて判断してしまう。
それを理性で抑えて、心を戒めていく。すると、心の中に良い隙間が出来て来る。
信念にまでするという事は、これを繰り返すという事です。
では経営を上向かせるにはどうすれば良いか?
以下に掲げる「経営の原点12カ条」を明文化する。
そしてそれを、心の中に沁み込ませる。
そしてそれを社員と共有化し、社員の心にも沁み込ませる。
自分も信念まで高めなければならない。
繰り返し、社員との飲み会を開いて、その話しをする。
その飲み会は遊びではない。
心に沁み込んだ社員が何割いるかが、会社の業績になる。
盛和塾の塾生企業の社長さんが、稲盛和夫の講演会の「おっかけ」をしている方が数多くいる。
その人たちを見て、
中坊公平さんがおっしゃりました。
「仕事もしないで、こんなにオッカケしているような会社の経営が良いはずがない」
しかし、この「オッカケ」をしている社長さんの会社の業績は非常に良いのです。
それはいつも聞いて、心に沁み込んでいるからなのです。
京セラは様々な会社とM&Aしました。
その会社が、京セラの考え方(フィロソフィ)によって、1年でガラッと業績があがるのです。
これはマジックのように変わります。
では実例を挙げます。
例1)東芝ケミカル(有機絶縁材料製造会社)
買収当時は売上280億円、赤字24億円であった。
それが1年半で売上300億円、黒字24億円に改善された。
例2)三田工業(現京セラミタ、プリンタ製造)
買収当時は売上1,000億円、赤字200億円であった。
それが1年で売上2,100億円、黒字320億円に改善された。
例2)キンセキ(水晶人工育成会社)
買収当時は売上300億円、赤字50億円であった。
それが1年で売上430億円、黒字44億円に改善された。
この改善は、京セラフィロソフィをその会社に持ち込んで、心に沁み込ませたからである。
なので、この「経営の原点12カ条」を心に沁み込ませて、
給料を少しでも良くする、
少しでも将来を安定させる。
このように従業員の幸せを考えて経営して下さい。
という事でした。
「盛和塾に入ったら、業績が上がる。上がっていなければ恥です」そんな会にすると塾長は言っています。
厳しいですが、頑張らなければと思いました。
「経営の原点12カ条」
次回書きます。

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