ニュース・トピックス

盛和塾札幌6月分科会

2011/06/28

本日、盛和塾札幌6月分科会が、回転寿司でおなじみの「はなまる」さんの本社会議室で行われました。
本日のテーマの1つめは
「信頼関係を築く」です。
P6280047.jpg
経営者と社員の信頼関係を築く1つの方法として、稲盛塾長が大切にしている事があります。
それは「コンパ」です。
社員とひざを交えて飲みなさいという事です。
塾生は、コンパをするのが当然であるという前提で話が進むので、
この件に関しての議題は、
「コンパの時に心がけている事」でした。
参加者の意見ですが、
・従業員の事を本当に思っていることを伝える。
・パートの人も全員参加を原則としている。
・酔って、このときだけは、だらしない社長になる。
・自分をかなぐり捨てて、和の中に入っていく。
という感じで、自ら社員に接する姿勢が一番大切であるのです。
すると、社員との垣根が無くなり、社員に会いたくなってくる、
そういうふうになって、初めて信頼関係が生まれるのではないかと感じました。
「信頼は自らの中に築く」
相手に求めるのではなく、自ら信頼する。
素晴らしい言葉です。
テーマの2つ目は
「完全主義を貫く」
P6280048.jpg
ベストではなく「パーフェクト」を目指して、仕事に取り組むということです。
製品を製造するときは、どこか1つでも不良があれば、製品としては認められません。
印刷を例にとると、本の中に
「1字でも」
誤植があると、それは完全な製品とはいえません。
製造過程でいくらベストを尽くしたとしても、パーフェクトな仕事をしない限り、製品ではないのです。
売り上げ目標もそうです。
10億円の売り上げ目標に対し、結果が9億円であれば達成とはいえません。
「ベストを尽くしました」ではダメなのです。
パーフェクトにやり遂げなければならないのです。
この塾の教えは、本当に厳しいですが、普遍的な事実にたくさん出会えます。
参加者の皆様、色々な気付きを与えていただきました。
本当にありがとうございました。

ニュース・トピックス一覧に戻る