札幌エルム共育学院 講話内容3
皆さん、継続が大切だということは、
わかっていても、
出来ない時や、
心が折れそうな時が、あると思います。
その時に、どのような心を持つと、
継続できるかということを、お話しさせていただいております。
ここで、例に挙げさせて頂くのが、
京セラの創業者・
現KDDIの創業者・
日本航空JALを再建された、
稲盛和夫さんです。
京セラは、ファインセラミックという工業製品の製造メーカーです。
KDDIは、言うまでもなく通信会社です。
JALは、航空会社で、設備産業でありながら、究極のサービス業です。
松下幸之助さんや盛田さんは電機・
本田宗一郎さんは車というように、
成功者は1つの業種で成功しますが、
稲盛さんは全く違う業種を、3つも成功させています。
この全く業種業態の違う会社を、全て高いレベルで成功に導いた、
「根本の共通点は何でしょう?」
と生徒さんに質問します。
答えられる人はいません。
京セラの企業理念は
「全従業員の物心両面の幸せ」が第一に来ています。
KDDIは
「国民のために、通信料を安くする」
という、信念で作られました。
JALの再建は
日本経済のため
残った従業員の雇用を守るため
国民の生活のため
以上のように、業種は違っても
会社の存在価値は、全て人のためという理念のもと、
経営されています。
ですから、私はこの根本は「利他の心」であると説明します。
利他の心で行動すると、必ず成功に導かれるという事を、
私も信じています。
ですので、辛い事があっても、
人のために行動し、乗り切って、
明るい人生を切り拓いて下さい。
最後に
3ヶ月後、笑顔で全員が卒業証書を受け取って下さい。
と、話して終わります。
飽きもせず、毎回同じ事を繰り返して言っています。
苦しい時もありますが、
私も生徒の幸せのため、
「利他の心」で稲盛さんの教えを、伝えていきたいと思います。