熊本の凄い工芸
2015/09/26
先月行った熊本で、
どうしても見たい町がありました。
というか、どうしても見たい祭りがあります。
山鹿灯篭まつりです。
今年はタイミングが合わずに、祭りが終わってから行ったので、
「町並みでも見たいな~」
と思い、
熊本の友人に案内してもらいました。
観光案内所に行くと、
「灯篭の展示会が開催されている」と言われたので、行ってきました。
商売がら、踊りの時に頭の上に載せる灯篭を見てきました。
なぜ、商売がらかと言うと、この灯篭は
「全て紙でできている!!!」のです。
行くと、名人と言われていた、
「徳永正弘さん」という方の追悼展が、開催されていました。
以下が作品です。
スゴイです。
これらを見ながら、説明を受けたのですが、
藁葺き屋根のワラも、一本一本紙を丸めて作っているのです。
本当に「全て紙製」=オールペーパー!です!
こんな工芸品があるとは、皆さんご存知だったでしょうか?
現在は、この工芸を受け継いでいるのは、9名らしいです。
日本には、残さなければならない、有形・無形のものが、
山ほどあるという事を、再認識させられました。
日本人に生まれて、本当に良かったと思える、山鹿視察でした。