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星澤クッキングスタジオ幸子氏の講演会で思った事

2011/02/15

私の月に1度の恒例参加行事に「むらずみ新世紀会=繁盛店のビデオを見る会」というのがあります。
大変お世話になっている、むらずみ経営グループ様が開催している、ビデオを観ないけど、ビデオを見る会です。
本日のスピーカーは、星澤幸子(星澤クッキングスタジオ代表取締役)でした。
この方は「料理コーナー出演4,800回を超えてギネス更新中」らしいです。
星澤先生はこんなにテレビ出演しているのに、大変失礼なのですが、私は番組を見た事が無く、どんな方か知らなかったのですが、大変興味がありました。
話しはテンポがあって、話題の本筋に枝葉がつくのですが、少し脱線して丁度良いタイミングで本筋に戻り、面白いコメントが本音だったり、筋の通った分かりやすい話をする方だなー、というのが印象でした。
テンポが良くて面白いので、メモをとるのを忘れてしまいがちだったのですが、興味のあった部分を抜粋して書いてみます。
今の時代は食べ物が豊かだが、50年前まではそうではなかった。
昔風の給料の表現は「高い安い」ではなく「食べていける・いけない」という表現だった。
ある学校で、非行の子の行動分析をしたらコンビニで食べ物を買っていたので、給食を工夫したら学力が上がった。
朝給食をはじめた学校の学力は10%以上上がった。
これは脳の働きにはブドウ糖が必要で、それを朝食で補うからである。
星澤先生は父親に「ご飯を食べなければ家から出るな」と言われていたそうです。
食べないで脳の働きが悪くて判断がつかない状態で送り出したら、子供の危険の確率が上がるから、当然の教えだと思う。
本当の親の愛だ、と思っていたそうです。
その教えを自分の子供にも言ったら、本当に学校に行かなくて、担任の先生に
「そんな事言わないで下さい」と注意されたらしいです。
「人間は草食でも肉食でもない、穀食である」
「日本の昔の食事はご飯・味噌汁・魚・漬物で、漬物は乳酸発酵で消化促進」
「宇宙食に味噌汁を入れようとしている」
「生き物は本来食べないものを食べ続けると、オスが元気を無くし、メスが凶暴になる」
「昔の日本の平均寿命が短かったのは、戦死・子供死等が原因で、何でもない人の寿命は長かった。それは日本の食事が素晴らしかったから」
「無農薬で出来た作物は枯れるが、農薬で出来た作物は腐る」
「血は食べ物をとるとすぐ変わる(そばを食べると血液がサラサラに)」
「食べ物で若返りも可能(老眼も治る)」
「夏野菜はぶら下がっている作物で、体を冷やしてくれる」
「秋野菜は根の作物で越冬できる、体をあたためてくれる」
「体温が1℃上がると免疫が5倍上がる(味噌汁を飲んで寝るとすごく良い)」
「体温が35℃でガン細胞が一番増える」
「北海道産の大豆にはイソフラボンが3倍入っている」
「昆布に入っているフコイダンは、がん細胞が自滅に向かう作用を持っている」
「便は色が薄く、水に浮き、バナナ様のものが良い」
「お酒を飲む前に無調整豆乳を飲むと、余計なものが食べたくなくなるので良い」
「キャベツは油毒を消すので、とんかつと食べると良い」
「日本のお祝いの食べ物は、米と豆の組み合わせ」
という感じの話でした。
最後に
健康とは=「感謝して」「日本食を食べて」「陰陽の考えで」「一物全体」「身土不二」であれば健康になる。
そうすると夢や喜びが出る。
生まれてきた確率は、宝くじ100万回当てるより難しい。そんな貴重な自分を大切にしてください、で〆られました。
食べ物を通して、幸福の哲学を語ってくれました。
楽しく、ためになるお話し、本当にありがとうございました。

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