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児童会館の新聞を子どもたちと一緒に編集①

2010/11/25

私の本業は印刷業です。なので編集会議に呼ばれる事が時々あります。
学校のPTA広報委員会に呼ばれ、お母様方に広報誌の作り方お話しさせていただく事もしばしばです。
今回は児童会館の先生に呼ばれました。札幌市桑園児童会館です。
目的は、
「近隣の子供たちにもっと児童会館に来館してもらえるよう、児童会館の活動の紹介をする新聞を作りたい」という事でした。
大きさはA4で、小さなチラシのような感じという事でした。
1か月ほど前に初めておうかがいし、委員10名位を紹介していただきました。
子ども好き(子どもと同レベル?)の私はすぐに仲良くなり、1分でニックネームが決定。
「シャチョー!」
子どもらしく、何のひねりもナシ。
しかも全員が文句ばかり
「めんどくさいー」
「何でそんなことしなきゃならないんだー」
何とか説得し、作業に入ってもらい、レイアウトを考えてもらいました。
15分後、仕上がったレイアウト表を見ると、自分たち編集委員の紹介が上半分を占めており、記事を掲載するスペースが残っていません。さすがに
「自分たちの紹介を一番先に、しかも大きくするのは良くないよ」と言うと
「何でダメなのー!」と予想通りの展開に。
「本を見てみなさい、著者とか出版社の情報や、著者のあいさつは、一番最後にあるでしょ?
最初に自分の事を書くと、読む人があまり良い思いをしないからだよ。
しかも記事が載るスペースがないでしょうー」と伝えると、
予想に反して「はい」と素直に聞いてくれました。
最後に日程や、やらなければならない事を伝え、第1回目の打ち合わせを終えました。
前回の第2回編集会議では記事を決めました。
1、ハロウィンパーティーの報告
2、新聞キャラクターの紹介
3、会館に入れて欲しいマンガアンケート
4、編集委員の紹介
そして書き方の講習。
「いつ、どこで、だれが、なにを、どのように、どうしたか」5W1Hをしっかり書く事を伝え、
役割分担をし、内容を考えるよう伝えると
「やるからー、次はお菓子もってきてー」
報酬もらわないとやらないのかー、と思いながらも
「わかった、持ってくるから、しっかりやっておいてよ」と答えて
第2回を終了。
昨日が第3回。会議の目的は内容を決める。
私の顔をみるなり
「お菓子持ってきたー?」
「持ってきたよ」と六花亭の雪やこんこを渡すと
「やったー」
そして会議。
内容を決めようと思ったら、もう決まっていて、あとは清書するだけ。
どこでスイッチが入ったのか、前回私が帰ってから、自分たちで話し合い、遅くまで残って作業を進めたようなのです。
最初は面倒くさいとイヤがっていた子どもたちが、チョッとした事でやる気になったので、大変驚きました。
私がした事は、ただ「この子どもたちは絶対にやってくれる」と信じて接しただけです。
我々大人は、子どもに対して文句を言うのではなく、子どもを信じて、愛して、心から接し、大人自身が変われば、子どもは良い方向に行くのだと、改めて痛感させられた瞬間でした。
未来のある子どものため、我々大人が成長し、良い世界を残していきたいと心から思いました。
桑園児童会館のみなさん、また会えるのを楽しみにしていますよ。

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