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作曲家の思考回路

2011/01/11

当社では、クラシックコンサートのチラシやポスターのデザインも行います。
そのお客様の一人に、クラシック音楽の作曲もできる作曲家の先生がいます。
しかし、こういう方は、なんでも出来て、
テレビ番組「ケロケロ軍曹」の番組内にも彼の作品は使われていて、軽く印税も入っているらしいです。
昨夜、その先生のお宅で夕食をご馳走になりました。奥様も音楽家で、料理家かと思うほど美味しい夕食で、もてなしていただきました。
会話は当然音楽の事になります。
素人の私は、一番基本的な質問をしました。
「作曲家はどうやって作曲するのですか?」
私の作曲家のイメージは、ピアノの前に座って、ピアノを奏でながら、難しい顔をしながら、楽譜に音符を書き込んでいる。
という感じでした。
しかし彼は、「普段はイメージをメモする程度」。そして作曲する時は、作文を書くように、机に向かってサラサラと書くらしいのです。
楽器音やイメージは頭に入っていて、それを楽譜に移すだけのようです。
それを聞いた私は「小説家と同じだー、芸術家は表現方法が音楽や文章や写真の違いで、本質は一緒なんだ」と感じました。
芸術家の思考回路は、私のような凡人とは一味もふた味も違うようです。
芸術があるから、人間の心は豊かになります。
今後も音楽には積極的に関わっていこうと思います。

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