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自死予防セミナー「生きるツテを求めて」

北海道家庭生活総合カウンセリングセンターが力を入れている
自死予防セミナー「いのち」を語ろうシリーズ第4回(最終回)の
「人と人とのつながり~生きるツテを求めて~」
が開催されました。
講師はリハビリセンター施設長でした。
自死予防セミナー.pdf
ある事件の報告
認知症の母親の介護に絶望感を抱き、殺害した54歳の男性の報告。
母に認知症が出て、徘徊などで退職せざるを得なくなり退職。介護と仕事が両立出来る仕事を見つけるのが難しく、収入が全て止まってしまい、支払いが出来ず、心中を決意。
死に切れなかった加害者の言葉
「母を抱くこの手で、母を殺してしまった」と涙を流す。
この加害者は本当に加害者なのでしょうか?と考えさせられました。
誰にも頼ることが出来ず孤立、
夜間も介護で収入が途絶える、
生活保護が受けられないための貧困、
この加害者は母を愛していたそうです。
しかし、母を想う気持ちにも限界があったという事でしょうか。
また生きる意味を見出せなかったという事でしょうか。
人間として生まれた以上は、こんな結末を望むはずはありません。
人間の最大の苦悩は
「誰からも見放され、相手にされないという人格の尊厳が軽んじられる」
ということです。
こうなると「私なんか生きていても迷惑」となってしまう。
時代の流れで、孤立している人が増えています。
色々な要素が絡むとは思いますが、
孤立を防止することが、自殺防止の1つの抑止力になるのだろう、と考えさせられました。
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3月は自殺対策強化月間です。

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