「人の上に立つ」という心構えが大変重要な理由
2012/05/20
1982年京セラ役員幹部研修
演題
「人の上に立つという事」
稲盛社長のこの研修での第1声は「会社の最大の関心事は後継者である」とう事でした。
その後継者になる可能性のある方々を目の前にした、講話の中で言っていた事です。
人の上に立つ人は
「公平無私」=自らを律する人。
「大義のために行動する」=集団のために尽くせる人。
「人間として正しい事を正しく貫く」=フィロソフィ(熱意の源)がある人。
「忍耐力・耐久力がある」=能力の中の大きな部分がこれである。
人間の人生は、判断の累積である。だから正しいフィロソフィによる正しい判断が人生を好転させる。
本能を抑えて、公平無私に基づく理性での心で判断して行かなければならない。
これを、幹部に説いていました。
人の上に立つ人は、私心が強いと部下が幸せにならない、だから部下を幸せにするために、心を磨かなければならないという事を、絶えず反省していかなければならないと、稲盛塾長は若い時から言っているのですね。
スゴイの一言です。