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ダライ・ラマ法王、郡山で講演

2011/11/10

去る11月6日、ダライラマ法王が、福島県郡山市を訪れ、
地震による津波や放射能に苦しむ人々のために、
「苦しみを乗り越え、困難に打ち勝つ力」と題して、お話されました。
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会場は日本大学講堂、約2000人の方がかけつけて、熱心に法王の熱い言葉に耳を傾けていました。
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内容は
教育システムを再考するという所から始まりました。
まず、今の教育は教養による脳を高める事に重きを置いている。しかしこれからは、心を高める教育が必要。
そういう倫理観を宗教ではなく、「いかに何が正しいか」という一般倫理を説いて、一人一人が正しい倫理観を持つ事が多くの問題を解決させる事になる。
思いやりを重視した教育が、今後大切になる。
物質に重きを置いた教育では、今の世界の諸問題(物の奪い合い)は解決しない。
(今の教育システムが、世界の諸問題を引き起こしている)。
「お金は肉体的快適は得る事が出来るが、心の平和は得られない」
脳科学でも、思いやりをもった時の脳細胞は良い状態になる事が証明されている。
というような内容でした。
最後に質疑応答がありました。
Q1.困難をどう乗り越えたら良いか?
A=肉体は免疫があれば病気にならない。心は自信があれば困難を乗り越えられる。前を向いて心を奮い立たせ頑張る。
Q2.慈悲の心をどうやったら実践できますか?
A=本物の慈悲は一切の偏見をも持ってはならない。たとえ敵であっても慈悲の心は忘れてはならない。しかし間違った行動に対しては正しく対処する。
Q3.福島に住み続けて良いのか?
A=科学者に聞いて、安全なら住みなさい!再建に関しては高い所にしなさい。
Q4.成功とは何か?
A=心の平和です。平和な心が正しい判断を導き、現実世界に活かされる。
Q5.人類の未来は明るいですか?
A=楽観して良い。福島の状況が世界の終わりを表しているわけではない。温暖化で災害が増えるかもしれない。どんな時代にも問題はある。私たちはひどい目にあうか、問題をかかえて生きていくものなのである。
心配するな!
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最後の「ドン・ウォーリー」が印象的でした。
呼んでくれた、盛和塾の下村満子さん、
ダライラマ法王に会えるなんて、夢にも思っていませんでした。
本当にありがとうございました。

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