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盛和塾 中国大連 開塾式

2011/11/03

先月、中国の大連に「盛和塾大連」が開塾しました。
その式典の最後に、稲盛和夫塾長の講話が行われるため、日本からも全国の塾生約370名が大連に集合しました。
ほとんどの方は、事務局が作った3泊4日のツアーで、バス4台で移動しました。
初日は市内視察でした。
そして夜は日本塾生による懇親会。
翌日の朝から、開塾式となりました。
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今回の塾長講話は「京セラ会計学について」です。
まず会計学とは、お金の計算などの会計ではなく、
短的に言うと、「どのような原則で経営していくか」ということです。
これには7つの原則があります。
1、キャッシュベースで考えた経営
どんなに利益が出ていても、利益が現金で残っているわけではありません。
在庫や売り掛け、手形に姿を変えている場合が多いので、手元に現金を残すような経営をしなければならない。
そのために自己資本比率を高める。
2、1対1の原則
一つのものが売れたり動いたら、必ず伝票がついて回らなければならない。そうしないと不正を起こさせる原因になる。
3、筋肉質の経営の実践
会社にとって筋肉とは「人」「設備」「お金」と利益を生み出すもの。
贅肉とは「無駄な資産」
利益とは、額に汗して出来たもの。それを営々と蓄えることをするのが筋肉質経営。
4、完ぺき主義の原則
わずかなミスが命取りになるので、ド真剣に仕事をする。
目標達成も同じで、100%でなければならない。
5、ダブルチェックの原則
これは間違いの発見はもとより、「人を大切にする」ということである。
人間は弱い。社員に罪を作らせないようにという、「思いやり」である。
入出金の管理が出す人と処理する人で、別々にする。そうして不正を未然に防ぐことで、社員の不正を防ぐという「思いやり」になる。
6、採算性の向上の原則
売り上げを最大に、経費を最小に。
これを「アメーバ経営」と「フィロソフィ」で行っていく。
7、ガラス張りの経営
従業員との信頼関係のため、「何を目指しているのか」「お金の流れ」をガラス張りにして公明正大に経営する。すると不正が起きない。
以上が7つの原則です。
最後の塾長の重いお言葉。
「日本は急成長の会社が崩壊したり、没落した歴史がある。それは、この会計学がおざなりだったからです。
中国も経済が世界第2位です。その経営者に求められているのは管理体制です。それを整えて、ますますの発展を期待しております」
塾長はやっぱりすごい!
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